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チラシと紹介のみに頼った集客の限界

熊本県荒尾市を中心に、佐賀県、福岡県、沖縄県で注文住宅の建築・販売、不動産、エクステリアなどの事業を展開するアーバンライク。今後のさらなる事業拡大に向けて、集客強化の方法を模索していました。

これまでのアーバンライクは、オーナー様や取引業者の方からの紹介、またはチラシを主な手段として集客を行なってきました。特に強みとしていたのは紹介率の高さであり、1年間の総来場者数のうち56％ものお客様を紹介経由で集客して業績を伸ばしてきました。

紹介率の高さは大きな強みではあったものの、事業所数が増えるのにしたがって、チラシと紹介のみに頼っていては集客数に限界が来ることが分かっていました。
そこで、これから控えている新規出店に向けた集客方法の根本的見直しに踏み切りました。

抱えている課題を解決してアーバンライクの中期経営計画を達成するために、「マーケティングDX」を実施。
集客戦略の立案、DXツールの開発、施策の効果測定・改善を行いました。

集客戦略を策定するにあたり、まずは広告宣伝費予算の策定、マーケティング分析、集客戦略策定、KGI/KPI/KDIの策定を行い、集客の戦略書である「マーケティングレポート」にまとめました。
「マーケティングレポート」で策定した集客戦略をもとに、WEBサイトのリニューアル、インターネット広告の改善、SNSの運用改善などの各種施策を展開。実施した施策に対する結果を定期的に効果測定し、施策の改善や追加を行いました。

マーケティングDXを実施した結果、プロジェクト開始からわずか半年で1ヶ月間の平均来場者数が44件から85件に。来場者数の合計は半年で前年1年間の合計数を超え、前年対比131％という結果になりました。

集客をオーナー様からの紹介やチラシに依存していたという課題も、大きく改善しました。
WEBサイトリニューアルやインターネット広告の施策を行ったことで、オンライン経由の集客が全体の40%から75%へと増加。SNSやLINEを活用した集客施策や、セールスフォースを活用したナーチャリングにも積極的に取り組み、複数の集客チャネルを持ったことにより、大幅な集客増・収益増に繋げることができました。